第6回座学で学ぶ和裁夏限定集中講座基礎クラスを開催しました。

KOTAROでは、着物の構造を知るために、たった1日で着物の裁断から出来上がりまでの全行程を体感できる「座学で学ぶ和裁夏限定集中講座」は毎年7月と8月に開催しています。
詳細はこちら >>> 座学で学ぶ和裁夏限定集中講座

入門クラスに引き続き、8月1日に袷着物の構造が学べる基礎クラスを開催しました。
1日完結する講座を基礎クラスは年1回開催しています。

基礎クラスの内容

座学で学ぶ和裁夏限定集中講座の基礎クラスでは、「無地の袷着物」を想定しています。
生地は垂れ物を想定し、八掛は無地八掛です。フキも太過ぎず細過ぎずを作り、しつけは一目落とし。ごくごく一般的な仕立て仕様になっています。

基礎クラスでは、5名の方にご参加いただきました。入門クラス同様、日本各地からご参加いただきました。
ありがとうございます。

今年は、「袷着物の構造がしりたい」という方と一緒に、「実際に袷着物を縫えるようになりたい」「すでに縫えるが細かいところを確認したい」という方にもご受講いただきました。

袷着物は縫う箇所が多く、受講者の方々には“何時までにどこまで縫う”と言うようなハードなお願いをしながらも全員の方が仕上げることができました。

入門クラスで使用した単着物と同様、袷着物の単物も進化しました！
昨年は布が硬く、縫うのが大変だった点は、生地を見直し、今年はサクサク進みます！袷着物ではピッタリ合わせたはずの印が微妙にズレていたところがあったのでここは改善したいと思います。また裏身頃の左右の表記も追加したいと思います。

この講座で受講者さんが仕上げた着物を一部紹介します。

現役和裁技能士が「仕立てと着姿」をテーマに、どんな寸法で、どんな仕立てをすると、どんな着姿になるのか、自分自身の身体で検証しています。

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