着付けだけじゃない、仕立ても大切だと思う!着物の寸法講座を開催しました。

対面での寸法講座を開催しました。
対面講座はリクエストにお応えする形で開催しています。

詳細はこちら >>> 着物寸法の基礎を学び着姿から理想寸法を見つける!着物の寸法講座@オンライン
※講座内容はオンラインと同じです。

今回もやはり気になるのは「衿と抱き巾」のようです。

着物姿

なぜ衿が開いてくるのか?!

受講者さんのお悩みは、「着ているとだんだん衿が開いてくる」
この原因は、抱巾に問題があります。

単純に抱巾の寸法が狭い場合と、抱巾を取る位置が着方と合っていない場合の
どちらかです。

解決方法は、
1.着物に合った着方をする
2.着方に合った仕立てにする

講座の中で、具体的に寸法をお伝えすることができ
「試してみます」と嬉しいお言葉。
ありがとうございます。

家族の着物寸法を考える

今回とっても良かったと思ったことは、
ご家族の着物寸法も一緒に考えることが出来たこと。

よくあるお話「母娘で一緒に着たい」
そんなとき、どんな寸法にすればよいのか?

どちらに合わせるのか?
中間の寸法と取るのか?
着る頻度の高い方に合わせるのか?

たくさん出てくる寸法の数字の中から
どんな理由で、どの数字を選ぶのか
この選択がとても面白かったです。

冒険の寸法と安全な寸法

講座の中で、受講者さん自身が計算し、寸法を決めていきます。すると・・・

この寸法は攻めているのか?
今までとあまり変わらないのか?
これは仕立て可能なのか?

色々と分からなくなってきます。
そんなときは、一緒に考えます。

私のオススメは
講座では、攻めっ攻めも寸法を出しておく
実際に仕立てる時は、ちょっと安全な、仕立てる人に伝わりやすい寸法でお願いをする

2パターン出すのはいかがでしょうか。

講座詳細

ご感想

40代 主婦
自身の寸法を知りたかったので
50代 主に着付けのお仕事
着付師として着付けを極める為に、着物について深く知りたいと思い受講させていただきました。
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着付け講師の方・着物販売員の方・悉皆業の方など
着物のプロとしてご活躍の方々にご受講いただいています!
着物の寸法講座は、毎月オンラインで開催中!

この記事を書いた人

KOTARO

現役和裁技能士が「仕立てと着姿」をテーマに、どんな寸法で、どんな仕立てをすると、どんな着姿になるのか、自分自身の身体で検証しています。