2021年になり、初めての開催。
実は、内心ドキドキしながら、パソコンの前で受講者さんたちを待っていました。
手持ち着物の寸法表は必須アイテム!
これまでも、受講者さんたちにご用意していただく物として
「お手持ちの着物の寸法表」をお伝えしていましたが
今回、もはや必須アイテムであることが
受講者さんのご感想から知ることが出来ました。
講座のゴールは、受講者さん自らが理想寸法を出すことです。
そのために今着ている着物の寸法を見ながら導き出すって
考えてみれば、その通りですよね。
私の頭の中でも、今までの自分の着物寸法が頭に入っているから
次の着物はこの寸法にしてみよう、となることを
この方のお陰でハッキリとしました。
今後の寸法講座では、寸法表のご用意を強くお勧めしようと思います!
手持ちの着物の寸法表は必須アイテム!のご感想記事はこちら
#50 呉服屋さんに寸法を伝えやすくなりました!
着姿の追究というところに惹かれて
このお言葉、本当にうれしいです。
着物が日常着だったころでも、
袖巾を袖山と袖底で変えていたり
繰越をあえて無くして着物を着ていたり
こだわる人は、どの時代にも存在していることが伺えます。
私の場合は、理想の着姿があって、着姿の追究をしているわけではなく
寸法と仕立て方と体型と着方と、どんな関係があるのかを解明したい
という思いから「着姿の追究」をテーマにしています。
だから、いろんな方の着姿をインターネットでよく見ています。
私は私の身体でしか試すことが出来ず、ほかの方の体型にはなれない。
見て、想像して、検証して、いろんな方の感想を聞いて
楽しいからやめられません。
講座内容に追加しようと思ったころ
2020年12月に開催した着物の寸法講座では、
「肩明きと衿の付込みが良く分からない」
というご意見がたくさんあったので、
肩明きと衿の付込みがわかる図をスライドに追加して
講座を開催しました。
今回の講座では、
「肩明きを広くすると、着姿はどう変わるのか」
という写真が無いことに気が付き、急遽共有するとなりましたので
2021年2月開催の講座からは
この写真も講座内容に追加しました。