東京にて長襦袢・着物・抱巾の寸法講座を開催しました。

9月下旬、東京にて 着物の寸法講座 など3つの講座を開催しました。
着物販売員の方や和裁講師の方、着物愛好家の方など、たくさんの方にご受講いただきました。
ありがとうございます。

東京表参道会場

今回開催した講座

今回多かった質問

今回は、下のような質問がありました。

  • 同じ寸法で仕立てをお願いしているのに、なぜ着心地が違うのか
  • ひとつの寸法を変えると、他の寸法も連動して変わる理由
  • そもそも寸法はいつ変えるのが良いのか
  • 布のたるみが現れたとき、着方と仕立てのどちらに原因があるのか
  • 細身の方とふくよかな方は、どの寸法を変えると良いのか
  • 寸法を変えると着姿はどう変わるのか
  • 抱巾は、付けたほうが良いのか、付けない方が良いのか

着心地の違い・各寸法の関係性・布のたるみが現れる原因 など、これらの疑問を解決するためには、いろいろな寸法の着物を自分で着用し、着心地と仕立て方法に無理がないのかなど確かめる必要があります。寸法講座では、私自身の身体を基に、寸法を変えた場合の着姿と着心地の違い、仕立て可能範囲の具体的な数字などを、お伝えしました。

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実際に布に線を描いてみる

抱巾の寸法講座では、抱巾とは何か・なぜ抱巾について考えるのか・抱巾を付けるとはどう言うことなのか、その違いを知るために実際に印付けし少しだけ縫います。

テキストと布と裁縫道具

グループ開催のメリット

東京開催では、各講座3名〜6名の方にご参加いただき、直接具体的な数字で寸法についてお伝えしました。
グループ開催のメリットのひとつは、受講者さん同士の疑問の共有だと思っています。和裁経験の有無や着物寸法についての予備知識に差があったとしても、どんな疑問が存在しているのか、を知ることはとても貴重だと思います。そして、疑問が生まれる前の、その人が“どんな視点から着物を見ているのか”を知ることもでき、とても有意義だと思います。

長襦袢の寸法講座 詳細

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着物の寸法講座 詳細

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ご感想

40代 主婦
自身の寸法を知りたかったので
50代 主に着付けのお仕事
着付師として着付けを極める為に、着物について深く知りたいと思い受講させていただきました。

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この記事を書いた人

KOTARO

現役和裁技能士が「仕立てと着姿」をテーマに、どんな寸法で、どんな仕立てをすると、どんな着姿になるのか、自分自身の身体で検証しています。