着物の理想寸法とは、そもそも、どんな寸法を指しているのか?


「基本の寸法講座」では、
基本の寸法を知り ⇒ 理想寸法を導き出す
という方法で、理想寸法をお伝えしています。

すでに理想寸法を知っている方へは、
理想寸法 ⇒ なぜその寸法になっているのかを解説
⇒ 衿周り等について深く解説するオプション話付き

しかし!!
そもそもです。

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「理想寸法」とは、
どんな寸法を指すのでしょうか?
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言い換えると、「理想寸法」とは、
人それぞれ欲しいと思っている寸法が違うのではないでしょうか。

基本の着姿になる寸法が、理想寸法の人。
舞妓さんのように、衿を詰めて、
衣紋をたくさん抜いている着姿になる寸法が、理想寸法の人。
衣紋はあまり抜かず、衿もシャープな着こなしになる寸法が、理想寸法の人。

例えば、
同じ身長、同じヒップサイズ、同じ年齢層の2人が居たとします。

着物の好みも違えば、好みの着こなしも違うでしょう。

体型は同じでも、好みの違う2人に、
同じ寸法を理想寸法として伝えしても良いのか?

と、なります。


ということは、結局のところ、
「どんな着姿になりたいのか?」
という事が、理想寸法を出す上での最大のポイントになるのです。

そして、このブログのテーマである、「着姿と寸法」は、
理想寸法を出す上で、お役に立てると思います。

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この記事を書いた人

KOTARO

現役和裁技能士が「仕立てと着姿」をテーマに、どんな寸法で、どんな仕立てをすると、どんな着姿になるのか、自分自身の身体で検証しています。